AIが奪うのは仕事ではなく人生

HEINEです。

AIついてのニュースが多いですね。
AIといえば人工知能のことですが、テクノロジーの分野から注目されていて、今後僕たちの生活を豊かにしてくれるキーワードとしてあちこちで目にするようになりました。
昨今ではAI関連銘柄といって株価も注目されてる部分もあるようです。

今日はそんなAIについて、AIのテクノロジー自体は問題ないけれどこれは絶対辞めた方がいいと思うものについて話します。

失うのは人生の主導権

結論から話してしまいますが、AIに委ねてはいけないのが自分の人生を決める選択です。
自分の人生を決める選択についてはAIに選択させない方が絶対に良いです。
例えば、結婚、就職、転職などがそれに該当します。

実は最近結構「AIがあなたの適正を判断します」というサービスとか増えてきているんですよね。
僕は完全に反対派です。

というのは自分の人生の主導権を放棄することになるからです。

その理由について話す前に、そもそもなぜ「AIがあなたの適正を判断します」というものが生まれてきたかをお話しします。

これは需要があるからなわけですが、その需要の根本にあるのは安心から来ています。
安心が欲しいから、間違った選択をしたくないから正しい選択をしてもらいたいわけですよね。

これだけ聞くと世の中のコンサルタントや占い師などもそういう役割を担っています。
が、それらの人の元へいく人は限られていたことと、あくまでピンポイントで相談するレベルだったので、別に警鐘を鳴らすほどではなかったんです。

が、これが大多数の人が気軽にできるものとして入ってしまうと、僕はマズイと考えています。

その理由は宗教にあります。

AI依存は宗教に入信することと一緒

ちなみにこれから宗教の話をしますが、大前提宗教が悪いとか良いとかそういうことを論じたいわけではないのでそれは置いておきます。

ポイントとなるのは、宗教の一側面において神官の神託には従うというものです。
要はその宗教に入っている人は、神官さん(神の代理である人)が神託を告げたらそれは神の御告げなので全て無条件で受け入れるというものです。

統一教会とかは昔(今は変わっているみたいですが)、協会が決めた人としか結婚ができませんでした。
なので、自分がどのタイミングで誰と結婚するのかがわからなかったというわけです。

「それおかしくないか?」

と思っても、それがまかり通ってしまうのが宗教の世界です。
その世界の外から見るとおかしな価値観であっても、その世界の中では通常の価値観として成立するのが宗教というものですね。

話を戻すと、AIに結婚の相手や就職先、転職先などを求めるようになったらどうなるかというと、

「AI様が言ってくれる御告げに従いさえすればいいんだ」

という思考になってしまうんです。

…ならないと思っていますよね?
実際なると思っています。

特に現代人は社会情勢が不安定であるからより未来に対して不安を抱えています。
将来のことは常に不安から解放されたいし安心を得たいという人が多いです。
そんな時に安心を得られる機会を得たら飛びつきますし、一度安心を得たらそこから出たくはなくなります。

そして安心を与えてくれたAIに対して信仰が生まれます。
(要はまた大切なことを選択するときはAIに選択してもらおうということですね)

こうしたことを繰り返していったら、気がつけばどっぷりAI信者に完成です。

ちなみにAI自体は宗教ではないので宗教に入信したとは言いませんが、イメージとしては信仰をするようになったのと同義ですよね。

こうなると、何を選択するにも自分で選択するのは怖い、AIに選択してもらわないと困る、という状況になっていってしまうんですね。

神託によって管理される社会の完成

で、こういう人がどんどん増えていったら、もはや社会の一部として機能していると思うんですね。
ちょうど面白いのがそんな社会をイメージしたようなアニメがあって、「PSYCHO-PASS」と言うんですね。

PSYCHO-PASSの世界では、人間はシビュラシステムというものに管理されていて、システムが自分の将来の適正などを全て管理しているんですね。
完全に管理されてる社会の中で生まれた人たちはそれを何も疑わずに生活しているので、アニメの中では「私の受けたい会社の適正はEだった」とかを友達と話しているシーンがあるんですが、それが日常になっています。

そこまで僕らの社会がいくかはわかりませんが、自分の意思とは別のところにある第三者の意思に従っていくことは決断のリスクは負わずに済みますが、(決断のリスクとは後ほど失敗してしまうことに対するリスク)、同時にリスク耐性を身につけることを放棄することになるので、どんどん選択できなくなっていきます。

それって怖くないですか?

多分、この感覚は自分で事業をやっている人間には理解を得られると思います。
なぜなら自分自身で人生をコントロールしたいと思って事業を立ち上げている人だからです。

逆に会社員の方はこのイメージがなかなかつかないかもしれませんね。
「むしろ安心な気がするんだけど」
と思ったりするかもしれません。

ただですね、PSYCHO-PASSでもあるんですが、生まれた時からこの人は適正がないし、統計上犯罪者になる可能性があると生まれた時から犯罪者の烙印を押されて生きる人もいるんですね。
(アニメでは潜在犯と言っています)

AIはこれからますます思考レベルが上がってきて、人類に対するビッグデータが取れてきたら、その時PSYCHO-PASSで行われているような判断が出てくるようなことって十分あり得ると思ってるんですよね。

本人はとても良い人。けれど適正はないし、むしろ犯罪者になる可能性が高い、と烙印を押されてしまう、そんなケースですね。

AIに選択を委ね、安心を受けとるとしたら、その代わりに大きな代償として人生の主導権を放棄することと、AIから不適合の烙印を押されたらそれで人生終了ということです。

まとめ

だから常日頃から自分の頭で考えることが大切なんです。
特に自分の人生は誰かに簡単に譲ってしまってはいけません。

僕がよく相談で「自分は何が向いているでしょうか?」とか聞かれても「知らん」というのは、簡単に相手に自分の人生を手放して欲しくないからです。

僕は自分のやりたいことをやればいいと言っていますが、自分のやりたいことがない場合はどうしたらいいかといったらやりたいことが見つかるまで探してみるの一択です。

なぜならやりたいことは自分にしかわからないからです。

多くの人が結構簡単に自分の人生を放棄しがちです。
(僕のところにそういった相談にくる人含め)

AIはテクノロジーとして今後すごく役立っていくだろうとは思いますし、それを全否定するつもりはないです。
が、自分の人生の選択に関することはAIに求めない方がいいよということです。
AIはツールであって、神託を与えてくれる信仰の対象じゃないよということですね。


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