
本日のテーマは、『師匠(メンター)の選び方』についてです。今回は20代男性会社員の方から質問を頂いています。「将来起業するためにオンラインサロンや、ビジネスコミュニティに入って、勉強しようと思っているのですが、どれも良さそうでなかなか決められません。価格で選ぶべきか、内容で選ぶべきか、それも指導者の人柄で選ぶべきか、何かいい基準はありますか?」とういうことです」

はい、これは結構多くの人が悩むポイントでありますよね。

あります。

特にスクール、サロン、塾とかいっぱいありますから。こんだけあると、もはや個別で教えている先生も、コンサルタントとかいますし、「どれがいいんじゃ」というのはみんなあるのではないかな?とは思うんですね。

確かにね、多すぎてね。

確かに。

こういう悩みの人結構多いと思うので、参考になるんじゃないかなと思います。ちなみに二人は選ぶ時の基準ってあります?

私は去年、HEINEさんに出会う前に、何人かコンサルタントの人と対面でお話ししたんですけど、もうそれの相性で決めちゃいました。

あ~、もう話した感じとか?雰囲気だったりとか?

そうそう。「自分の性格と合うかな?」っていう。結構イケイケで稼いでいるなって分かるんだけど、関西弁でガンガンこられる方とかいたんですよ(笑)

うんうん(笑)

関西弁でってかなり限定していうね(笑)

男性でね。「こうやったら儲かるがな!」みたいに言われて(笑)

嫌だな~(笑)

「ああ、多分私この人とは上手くやっていけないかも」とか、そういう感じで決めました。

まあ相性大事ですもんね。じゃあそれが一個っていうことですね?

はい。だからあんまりその人が過去何やってきたかとかって重要視してなかったかも。

ふ~ん、なるほどね。

価格とかはあんまり関係ないっていうことですもんね。

価格もだいたい皆さん一緒でしたね~。だから本当に「この人に信じてついていけば自分も成長できそうかな?」っていうので選びました。

明日香は何かあります?

私は多分オンラインサロンとかだったらやっぱりよりメディアに出ているやつというか。

あ~

そういうのを選んじゃうのかな?って思って。活動とかどうやっているのか中身が見えやすい、メディアに出ている方が。

なんか信用できる感じがするよね。

そうそう、それで「楽しそうだな」とか、「入ってみたいな」って思って入るのかなって思いました。

なるほど。いい答えだね。

おお!テレレレッテレ~(パチパチ)

(笑)

これから話す内容にね、参考になるような話があるんですけど。まあ結論いうと、明日香みたいな選び方では選ばない。

ん?正解じゃないの?(笑)

(笑)

正解ではない(笑)

うそ!?(笑)

僕の中では正解はなくて、僕の先生を選ぶ基準は3つですね。まず一個が美穂さんもさっき言ってましたけど、①実績があるっていうこと。先生として教えてきている証拠、その道でちゃんと結果出しているっていうことですよね。これないのはまずあり得ないじゃないですか。

確かに。

結果無い人にお金を払うとか、時間を割いて教えてもらうっていうことは無いと思うので、だからまず実績があるっていうことが一つ。で、もう一個は②教えたことがあることを公開している。

はいはい。

これなんでかっていう話なんですけど、例えばその道の専門家の人って、その道の専門家であっても、教える専門家では無いことがほとんどなんですよ。

うんうん。

例えばですよ、長嶋監督っていったら、めちゃくちゃすごい人じゃないですか。プロのプレイヤーの時もすごい人ですよね?

うん。

じゃあ仮に、その道のプロだから、教えてもらおうと思ったら、「パンって行って、ガン行くんよ」とか感覚的なこと言われたりとかしたら、「え?どういうこと?」みたいになったりしますよね。

します!

だからその人の感覚では分かっているけれども、それを言葉にして言語化して相手に伝えるっていうのが、教育する場合、教える場合って必要なんですよ。

天才に多いですね。そういう人達。

(笑)

だからそのプレイヤーが、その道で実績があっても、教えるプロかどうかは別問題なんですよ。

あ~
教えることが上手いということと、その道のプロは別であるっていうことを知っておかないといけない。


だからこれを間違えると、教えたことがあんまり無いなっていう人だったら、「分かんねのかよ!要はガッて行ったらさ、とりあえずやってみたら分かるから!」って言われると。

居たわ~そういう人(笑)

(笑)

「いや、分かんないし」みたいなことでイライラするわけ。

確かにね(笑)

いるいる、結構いる!

だからそのうち「それは分かんないお前が悪い」とか言われたら、なんか自分も否定されて嫌な気持ちになっちゃうでしょ?お金払って時間も払って、労力も払ったのに「なんなん?」ってなったりしますよね。だからその人教えたことあるかっていうのを僕確認します。

なるほど~!

確認の仕方っていうのは、当然だけど、お客様の声じゃないけど、生徒さんがいるっていうのが大事だし、場合によっては、その生徒さんともしコンタクトが取れるのであれば、どんな風に教わってきたかも聞いたりすることも僕多いね。

う~ん、なるほど。

だから中にはね、その生徒さんがいるように盛っている人もいるから。

実はいない?

そう、実はいないけども、それこそフリー素材とか色々使って。

架空の?(笑)

そうそう(笑)演出する人もいたりするから、その人ともしアプローチが取れるんだったら、「あの先生ってどんな感じなんですか?」とか聞いたりすることは僕します。

うんうん。

「その教え方上手だな」とか、「だったら直接教えてもらいたいな」っていうのは参考基準にしますよね。

なるほど。

教えることが上手いということと、その道のプロは別であるっていうことを知っておかないといけない。

なるほど。

で、三つ目が、③事前に先生に質問できるか。先生が、「僕はこれを提供しますよ、これを教えますよ」って言ったとしても、自分が欲しいものと一致しているかどうか。

例えば、その先生に質問した時に、「こういうことを知りたいんですけど教えてもらえますか?」って言ったら「そこは自分でやってもらいます」っていう感じだったら、「よかった事前に聞けて~」ってなるよね。

あ~なるほど!

これがミスマッチしていたりすると、それがWebサイトだったり、連絡が取れないサポートの人達とかだったりすると、「はい」って要はお金払ってからじゃないと、蓋を開けてみないと分かんないっていうのあるんですよ。

うんうん。

そうすると、損した気分になったりしますよね。

そうですね~。

後から分かるっていうケースもすごい嫌だって思っているから、その先生に直接聞けるっていうのも僕はすごい重要視している。だからこの3つがあって、で、この3つをやっていく上ですごく大事にしていることが、「社会的証明を使いません」っていうことが一つ。

うん

あともう一個は、この分野はこの人って決めている。この二つがポイントで、これ何かっていうと、社会的証明って明日香知ってます?

ん~と。実績じゃないかな?

実績では無いです。美穂さん知ってます?

知らぬ(笑)
人はみんなが選んでいるものを選ぶっていう傾向があるんです。


社会的証明って、これは心理学とかの話になってくるんですけど、ロバートチャルディー二さんっていう人が本や学術の方で言っているんだけど、人はみんなが選んでいるものを選ぶっていう傾向があるんです。

分かる~私だ!(笑)

例えば、「並んでいるラーメン屋さんだから人気なんだろう、だから行こう」、「クチコミでたくさん評価されているからきっと良いものなんだろう、だから買おう」、「みんながたくさん参加されている学校だからきっと良いところなんだろう、入ろう」っていう人達結構いるんですよ。

はい、分かります。

これを決定打にしてしまうと、本来自分が求めているものと、そこにある環境とかが、ミスマッチの可能性もあるんですよ。だから社会的証明で、決定しないっていうのは僕はあるので、さっきの3つを基準にした場合、実は生徒さんそんなに多くないけれども、この人は教えるのが上手だなっていう人もいるんですよ。

うん、なるほど。

僕月一で体のメンテナンスでマッサージとか行きますけど、全然Webサイトに出ていない先生で。だけどその先生には、教えてきた経験や教えられてきた話も聞いている。だからその人のところに行っているっていう感じなので。

なるほど。

「みんなやっているからここの先生に行くんだ」っていうわけでは僕無いんですよね。だからそういう社会的証明を使っていないっていうことが一個あって、逆にそれ使って行っちゃうと、「なんか違かったな」っていうことも結構起きやすい。

それ!

だから買い物でもさ、「みんなが言っているから買ってみたけど、なんか私には合わなかったな」とかっていうものもあるじゃないですか。

私ね、特にインスタとかのインフルエンサーが勧めているやつとか結構買っちゃうタイプなので。そこのオススメしているサロンとか行って、「あ、全然合わないな」っていうことは何回もある(笑)

社会的証明っていうもので人は動くから。逆にいうと、そういうスクール、サロン、色んなのやっている人を運営する側は、そういうマーケティングの知識持っているから。

うん

社会的証明を使って、「たくさん生徒いるよ」っていう形で売り出しているところもあるわけです。それによって入ってくる人いるからさ。

なるほど。でもそれで人が入ってきて、「いねえじゃねえか」ってなったらそれは詐欺的にはならないんですか?

「いねえじゃねえか」までは無いかもしれないけど、それを演出していた場合、実際の数字が乖離しているっていうことはあるかもしれないし、あとは本当は結果が欲しかったりするけど、環境だけが用意されていて、欲しいお勉強とか、ものが出来なかったなっていうことは全然あり得るよね。

なるほど。

社会的証明は、売り手側は絶対使ってくるから、それで判断しない方がいいよっていうこと。でもう一個のこの分野の人はこの人って切り分けているのは、例えば、僕ってそういうビジネス的なこととかは得意だったりするだけど、料理とか全然一年生っていう感じなわけですよ。

はい(笑)

だから、「じゃあHEINE先生に料理も聞こう、これも聞こう」とか全部その人の聞こうとする人もいるんだけど、それ間違いですね。それで例えば、先生側の人は、「あ、そんなに慕ってくれているから、じゃあ適当に教えておこう」みたいになったりするわけですよね。

へえ~。

それでその人は満足するかもしれないけど、その人そんな知識ないのにっていうケースあり得るじゃん(笑)

うん。

だから「この分野はあの人に聞こう」って僕は分けていますね。

うん。

なのでそういう風に気をつけた方がいいかなって思ってます。多くの人はね、やっぱりさっき明日香が言ったみたいに、その社会的証明の部分は、すごい重視します。それは人間の心理的なものなんだけどね。

そうなんですよね~。逆に見る目が無いからこそ、HEINEさんがやっている確認作業が、こうやって情報に流されているやつは出来ないんですよ(笑)

(笑)

人が良いって言っているものが良いんだろうなとか、人が集まっているから、なんか分かんないけど絶対的な信頼な気がして。だからそれで選んじゃうから、よないんだろうなって思いましたね。

うん。なので判断材料として、今回言った3つは、やってみたらいいんじゃないかなって思いますよね。

特に今、サブスクリプション(月額制)多いから、定額だし気軽っていうのもあるんだけど、色んなとこ入ってきた時に、ほとんど選んだ理由が社会的証明だったとしたら、「なんか違うな」っていうので、ぐるぐる回る人はやっぱりいますよね。

そうですね。

だから事前に確認できますから、インターネットあるんでね。で、当然生徒さんも何かしらビジネスをやっているのかとか、何か発信している人はいますから、聞いたらいいですよね。

すごい大きいサロンになってくると、経営している人とコンタクトを取ることが難しいじゃないですか。そういうところはどうやって確認するんですか?

それはサポートの方で聞いてみるのがいいんじゃないですか?運営の窓口があるので、そこで答えてくれたりしますしね。

あ~なるほど。

で、残るからさ、このやり取りが。「このように言われていたよね?」っていうのも後で言えるじゃん。仮に「入ったら違かったじゃん」ってなっても。

あ~なるほど!そっか。

なので、それでひとつ目利きの基準にしてもらったらいいんじゃないかなと思います。

はい。それでは今回は『師匠(メンター)の選び方』についてお送りしていきました。ぜひ皆さんも参考にしてみてください。