
本日のテーマは『せっかちさんと付き合う方法』についてです。補足がありまして「せっかちな人は時間に厳しくて、仕事のスピードが早いですが、他人に対して厳しくなりがちな一面もあります。私は仕事が早いわけではないので、よく叱られますが、そういうせっかちな人とはどうやって付き合っていったらいいですか?」というテーマです。

なるほどね。仕事の場面でだと思うんですけど、これ系の話はどこでもあるんですよ。なので、今日はもう少し深い部分を話をしていこうと思います。

なるほど

美穂さんとしては、今回そのせっかちさんって言ってましたけど、仕事上でいろんなタイプいるじゃないですか。

はいはい

美穂さんこういうのどうします?

どちらかというと、私、せっかちさん側だと思うんですよ。

あ~なるほどね。

「メールとか返して欲しいなあ~」って思うタイプで。特に東京にいるとスピード感が早くて。

あ~まあね。

地方の方とやり取りすると、「全然連絡返ってこないな~」みたいなの結構感じていたんですよ。で、逆に言われたこともあります。「なんでそんなに急ぐの?」みたいな。

うんうん

その時は、地方と東京が差があるんだなってくらいにしか考えてなかった。

あ~。でも実際地方と東京で時間の流れが違うのはありますね。

これ、そもそもなんだけど、せっかちな人をなんとか丸め込んだり、対応してその場をしのいだとしても、毎回「このシーンはどうしたらいいんだろう」って答えを探し続けるとパニックになっちゃうんだよね。

はい
教室の中は動物園っていうマイントセットがあって。


答えというよりは考え方的な話をすると、大前提、みんな違うっていうことなんですよ。だから、せっかちさんな人も、ゆっくりな人もいるんですけど。

教室の中は動物園っていうマイントセットがあって。簡単に言うと、みんな違う動物と考えたらそれに対して腹を立てたりしないよね。例えば、外国人に話伝わらなかったら、ゆっくり日本語喋ったりするじゃん。

うんうん

それは相手が違うって分かってるから。でも同じ日本人だと「日本人同士だから伝わるはずなのになんだよ」って思ったりするわけよね。だから、そのせっかちさんからしたら、それが当たり前だと相手に思ってるよね。

うん!

すごい頷く(笑)

確かにね、強要してくるんですよ!奴ら(笑)

なるほどね(笑)

奴ら(笑)なんかあったの?

「なんでそっち側が合わせないの?」みたいな。

はいはい確かにね。

ノロマ代表からすると、「なんでそっちはこっちに合わせないの?」って思っちゃって。せっかちさんは「なんで合わせないの?」ってくるから嫌いなんですよ、せっかちは!

(笑)

嫌いとはっきり言いました(笑)

嫌いなんですよ!

それすごい分かる!動物園で例えるとすると、ノロマさんの方は、「せっかちにしなくていいじゃん」と別に変えようとしないよね。

そう。自分の当たり前があるから、「なんで自分のこと押し付けてるの?」ってなっちゃうんだよね。だから大前提違うって思えば別に腹立てないよね。じゃあ一緒にやっていくならどうした方がいいかな?ってなるから。

そうだね
自分はゆっくりさんだから、「むしろ合わせてくれないとおかしい」ってなると、成果は達成できないよね。


目的が仕事で成果を出すことであるなら、違う者同士ってことを認識した上で、向こうのせっかちさんが上の立場であるんだったら、自分が少し合わせてあげて、向こうが仕事し易いようにした方が成果が出やすいよね。

うんうん

成果を出すことが目的なのに、自分はゆっくりさんだから、「むしろ合わせてくれないとおかしい」ってなると、成果は達成できないよね。目的にもよるけど、お互い違うっていう前提があれば、それに対して怒ったりってならない。そこを分かることが大事だよね。

うん

それが分かってないと、「どう言う切り返したらあの人は黙るんだろう」ってなると、答え探し続けて、「あ、このシーンは今までの答えになかった、う~ん」とかなったりんだよね。

はいはい!(笑)

あるでしょ?(笑)

うんうん

大前提違うって思っておけば、「あ、この方はチーターさんや」と。

「あ、早いんだな」と。

そうそう、「素早いんだな」っていう風に思っておけば、別に問題はないよねっていう。

確かに、仕事は絶対にチーターさんの方がいいんですよね、効率いいし。ってなると、ノロマさんはそれに合わせた方が仕事の面では上手くいく?

これはね、多角的に見たら全部チーターさんがいいかっていうとそうでもなくて。

あ、そうなんだ!

例えば、ゆっくりさんは丁寧っていう可能性があるから。

あ~なるほど!

チーターさんはめっちゃ早く作業するけれども、仕事が荒いっていう可能性もあるから。

あるある(笑)

あるよね

へえーそうなんだ。

結構凡ミスとかあるから。後々、丁寧さんが一緒にやっていることで、「ここ間違ってたね」「ここ漏れていたね」とか。特に数字的なものって間違っちゃまずいから、そういう場合はダブルチェックすると良いとかあるよね。

うんうん

だからプロジェクトやる時は、多様性っていうか、色んな人がいて当たり前だし、いた方がいいですよ。全員同じだとムラがでちゃうよね。

それでは今回は『せっかちさんと付き合う方法』についてお送りしていきました。ぜひ皆さんも参考にしてみてください。