僕の人生を大きく変えた仕事(後編)

HEINE
豆腐屋さんの中で扱っていたもの、高いじゃないですか。
明日香
はい。
HEINE
で、あるシーズンにトマトジュースが出たんですよ。このトマトジュースが、1リットル入っている瓶で、トマトがぎちぎちに詰まっているジュースです。一応僕らも事前に来て試飲したんだけど、本当トマトすり潰したっていう感じなんだよね。

 

明日香
いいやつ?
HEINE
無農薬のそんな感じで。でもこの値段が6000円したわけよ。
美穂
たか~!(笑)
明日香
たか~!買えない~!(笑)
HEINE
「これ買う人いないだろうな」って思ったけど、売上が上がるとインセンティブが出るから、一応仕入れて、リアカーの中に置いておいてわけ。
明日香
はい。
HEINE
引いて行った時に、「まあ売れないだろうな」って思っていて。そしたらさ、「あれ新しいのあるじゃん!」って色々リピーターの人達が聞いてくるじゃん。「トマトジュース入荷して扱っているんです」みたいな。それで、「いくらなの?」って聞かれて、「6000円です」って言ったら「高!」みたいな。なるよね?(笑)
美穂
なるなる(笑)
明日香
(笑)
HEINE
みんな基本買わないですよ。これを何周かやっていたら、そのうちリピーターの中に興味がある人が出てくるわけよ。「そんな高いんだったらどんな味なんだろう?」みたいな(笑)
明日香
確かに。
HEINE
で、買った人がいて、買ったらその人がハマって。そしたら他のリピーターの人達は、「いつも売れないじゃないこれ」って言っていたのに、「ない!!」ってなるじゃん。
美穂
(笑)
HEINE
「買った人がいて」っていう話をしたら、「え!」って言って、その人も買い出すようになったわけ。
明日香
へえ~
HEINE
そしたら、1日の売り上げがバンバンって上がってインセンティブもすごい出たんだけども。その時に初めて気づいたことが、自分の中で売れないなと思っている物も、お客さんから見た場合、買う可能性があるっていうことですよね。
HEINE
つまり、自分の視点で売れないっているのは思い込みの可能性があって。選ぶのってお客さんじゃん。だからそれは初めて知ったんですよね。
明日香
はあ~
HEINE
もし売れないと思い込んでいたまま、セールスの経験も無いまま、BARや今の事業をしていたら、自分の中のマインドブロックで「この金額でこれは買わないだろう」と思っていたら、永遠に打ち上げ立てれなかった。
明日香
あ~なるほど。
HEINE
だからセールスの経験ってすごい大事で、それで成功体験が築けると、商品は自分ではなくお客様が決めるものなんだっていうことが分かるから。美穂さん前職で、「こういう高額なサービス、払う人いるのかな?」って思っていたら、払った人がいてっていう経験あったじゃないですか。
美穂
ありました。はい。
HEINE
自分が思っている考えと、お客さんが見ている価格の考えって違うな~って思いませんでした?
美穂
思いました。
HEINE
だからこれね、あるんですよ。
明日香
ふ~ん。だって想像つかないですもん。6000円のトマトジュースを買うのが、どんだけお金持ちなんだろうって(笑)
HEINE
金持ちかどうかは分かんないんだけど(笑)
美穂
(笑)
明日香
普通の人買えないっていうか、そこにお金かけないよっていう。
HEINE
そうね。だから、自分の思い込みで、「売れない」っていうのが強くあると、相手にも伝わり言葉にも出るじゃん。だけど売れるって思ったら、「あ、売れるんだ」ってなるんだよね。これ不思議で、自転車が乗れなかった時と、乗れる時の違いくらい違うんだよね。
明日香
ほうほう。
HEINE
自転車乗れる前って、怖かったりするじゃん。でも一回乗れるとあんまり怖くなくない?
明日香
怖くないです。
HEINE
ただなんか乗れる前は、「転んだら擦り傷どうなるんだろう」とか、「大怪我して足折れたら」とか色々想像するんだけど(笑)
明日香
めっちゃ分かります(笑)
HEINE
スイスイ乗れるようになったら、手放しも出来るじゃん。
美穂
(笑)
明日香
ちょ~余裕ですね!
HEINE
そうそう、だからね、0と1があまりにも違いすぎるんだもん。
明日香
なるほど。

あくまでも決めるのはお客さんっていうのが分かると、セールスの経験はその後めちゃくちゃ生きてきます。

HEINE
恋愛とかもさ、付き合ったこと無い人からすると、告白した後の世界が怖すぎるんですよ。「もしかしたらみんなに言われて、「あいつ好きなんだよ~」とかって指さされるんじゃないか」って思ったりもするけど、別にそういうことも起きないし。
HEINE
それと一緒で、0と1の経験があまりにも違うから、一回売るっていう経験をしていると、「あれ、そんなに難しくない」ってなるし、あくまでも決めるのはお客さんっていうのが分かると、セールスの経験はその後めちゃくちゃ生きてきます。
明日香
うんうん
HEINE
だから、印象に残ったのがたまたま豆腐屋で、インセンティブがあるお金に絡む仕事でしたけど、人の繋がりも良く分かったし、あとはセールスに関する仕事はやっぱり選んだ方が良いですよね。
HEINE
特に自分の中で思い込みがあるような、仮に高額な不動産を売ってみるとか何でもいいんだけど、「これ売れなくないかな?」って思っているものが売れると、世界がパタパタって変わるから、この経験をどこかですると、後々めちゃくちゃ生きてきます。
明日香
ふ~ん
HEINE
明日香はだってそういう経験あんまり無いもんね?
明日香
そうですね。美容師の時は、特にアシスタントはお給料が少ないので、インセンティブで稼ぐしかなくて。例えば、頭皮に効くブラシとかを売って稼ぐしかないみたいな感じで言われていたから、頑張りましたね。「いやもう気持ちいいんですよ~」みたいな(笑)
HEINE
使ってないのに?(笑)
明日香
使ってない!しかも自分も買ってないのに(笑)
HEINE
こういうやついるからね(笑)
美穂
(笑)
明日香
でも買ってくれる人は買ってくれましたね!(笑)
HEINE
(笑)
明日香
「あ、そうなの?」とか言って「じゃあ一個欲しいわ」みたいな。結構売れた記憶はあるけど、それが自分が良いものを売っているみたいな認識があったかどうかは前の話なので忘れてしまったんですけど(笑)
HEINE
なるほどね(笑)シャンプーだったら金額のレンジ的にぶち抜いて「3万円のシャンプー売って」とかって言われたら、マインドブロックが「こんなシャンプー買う人いるの?」ってなったかもしれないけど。いうても美容室のシャンプーでしょ?3000円とかさ。
明日香
うん。
HEINE
だからそれだったらまだ売りやすかったかもね。
明日香
そう、でもブラシは2万とか。
HEINE
あ~
明日香
高かったんですよ。
HEINE
「これ買う人いるのかな~」ってやっぱり思った?
明日香
めちゃくちゃ思いました!思ったけど。
HEINE
売れた?
明日香
売れました(笑)
HEINE
おお
明日香
だけどそれは、先輩の売り方とか見て、どうやってお客さんの懐に入るのかとかを見て、「なるほど、こうやるんだ」と思ってやった気がしますね。
HEINE
その時やっぱり「こういう高額なものでも手に取って買う人がいるんだ」っていう経験はしたのね?
明日香
しましたね。ご褒美だと思って買うかもしれないとか。
HEINE
あ~なるほどね。
明日香
「誰が2万円のブラシなんか買うんだよ!」ってすごい最初は思ったんですけど(笑)
HEINE
(笑)
明日香
一回売れてから「買う人いるんだな」って思って。
HEINE
変わるよね?
明日香
そうそう、「なに、この人お金にめっちゃ余裕あんの?」とか思っていたけど(笑)
美穂
(笑)
明日香
やっぱり美容室に来る人って女性はご褒美だったりするじゃないですか。良いシャンプー使うとか、ブラシを買ってみるとか、ボーナス入ったとか。だからそういうのだったら確かに売れるのかなって思いました。
HEINE
そうそう。だからそういう経験すごい大事だから、何か今後セールスするとかね、機会があった時に、その経験があれば思いっきりブロックになることは無いとは思うんだよね。これが無い人だと、「これ私だったら無理だよ~」とかってなったりしちゃうから、この差ってすごい大きいんだよね。
明日香
確かに。

 

売るっていう仕事は絶対にやった方がいいですね。
HEINE
だから何かしらの仕事に就く、もしくは途中でね、キャリアアップで何か資格を取る為とか、バイトでもいいんだけど。その時でも、売るっていう仕事は絶対にやった方がいいですね。特に豆腐屋は、ブログだったり、他の動画だったり、僕がセミナーで呼ばれてた時でも喋ってますけど、だいたいビビられますから(笑)
明日香
(笑)

 

HEINE
僕タワーマンションとか、駅前で叩き売りするの得意ですから(笑)
美穂
(笑)
明日香
だってさ、私が最寄駅でみた豆腐屋さんは、軽トラの後ろが抜かれていて、それで売っていたけど、イメージ浅草にいる人力車みたいな感じですよね?

 

HEINE
あ~そうそう(笑)
明日香
それすごい!(笑)
HEINE
こんな格好していないですからね(笑)
明日香
(笑)
HEINE
めちゃくちゃ日焼けしてましたし。なんかね体の肉が削ぎ落ちるんだよね、余分な肉が無くなるから。だから人力車のお兄さんみたいな感じは確かにそうですよね。
明日香
あ~

 

HEINE
でも何があの仕事の中で凄いついたかというと、あれ雨も出勤したりやらないと行けないので、カッパ着て売りにい行くんですよ。
美穂
へ〜
HEINE
今考えればすごい環境ですけども、お客さんは雨の中だから外に出て来たくないじゃないですか。でもその中で、どうしたら出てもらうかとかも考えながらやってましたから。タワーマンションなんかさ、エレベーター降りてくるまで時間かかるわけですよ。
明日香
確かに(笑)
HEINE
向こうでさ、「お豆腐屋さん~」って言っているわけよ。「あれあれ?」ってなって、「あ!」みたいな。
明日香
(笑)
HEINE
「まってま~す!」みたいな(笑)で、10分くらい待って、ようやく来たら、その間ずっといるから他の人が集まってきたりとか。
美穂
へえ~!
HEINE
夕方くらいになったら、スイミングの送り迎えのお母さんが寄って行くとかね。で、色んなお母さんの特徴とか覚えながら、だんだん「あ、最近のこの辺の園はこうなんだな」って分かったり。地図には無い情報がいっぱい増えてくんですよね。それは面白かったですよね。
美穂
うんうん
HEINE
あれは結構貴重でしたよ。お客さんから「ちょっと家上がってきなさいよ」とか(笑)
明日香
言われそう(笑)
HEINE
「いや、勤務中なんで」みたいな。どうすんのこのリアカーみたいな感じ(笑)
美穂
(笑)
明日香
確かに盗まれる(笑)
HEINE
そういうのもあったし、色々ありますよね。
明日香
でも世の中こんなに仕事がある中で、お豆腐屋さんを選ぼうっていうその感覚が普通の人には無いような気がしますけど、そこの入りとういうか、お豆腐屋さんに出会ったきっかけは?
HEINE
まあ一個は、インセンティブっていうのがもちろんあったし、あとは、やったことない世界の仕事やってみたいなって思って。
美穂
そういうこと?
明日香
それは興味ですね(笑)
HEINE
そうそう、好奇心だよね(笑)
明日香
あ~すごい。
HEINE
解体屋とか色んなのやったのも、興味というか本心だよね。だから2度とやらないっていう仕事もあったし。例えば運送会社の夜の仕事とかってすごいのよ。
明日香
なに、倉庫っていうこと?
HEINE
派遣で最初行ったのかな?倉庫に行くんだけど、駅で派遣の人達と集合して、名前も呼ばれない、番号ですよ。
明日香
え~刑務所みたい~。
HEINE
そこからバスみたいなので倉庫に行って、配置決められて、ヘルメット被って、荷物を指定のところに送り込んでいくんだけど。それをずっとやって、深夜一時くらいになったら、「べー!」って鳴るのね。そしたら10分間の休憩で、その時間だけみんなコーヒーとか飲んだり、一人でぐったりしたり。また10分経ったら「ビー!」って鳴って、これを朝までやるとか。
明日香
やばい。
HEINE
それとかすごかったよ。
明日香
いや~すごいな。
HEINE
今もあると思うよ。
美穂
あります、あります、いっぱいある。
HEINE
もうやらないって思いましたけど。
明日香
そうですね、あまりにも人権があるように思えない。
HEINE
結構グレーっていうか、ブラックなんじゃないのかな?(笑)っていうのはありましたね。
明日香
うんうん。
HEINE
なので、まあその中で印象に残ったのは豆腐屋でしたね。
明日香
はい。それでは今回は『印象に残った仕事を教えてください』について話していきました。ぜひ皆さんも参考にしてみてください。

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