





本日のテーマは、『人生の幸福度は何で決まる?』についてです。30代男性の方からの質問です。「最近、自分にとっての幸せは何かと考えます。美味しい物を食べたりお酒を飲むことは幸せですし、贅沢をして高い物を買うのも幸せといえば幸せです。でも何か違う気がしています。実際アップル創業者のスティーブ・ジョブズは、経済的にも社会的にも大成したのにも関わらず、死ぬ間際に家族との時間を犠牲にしていたことをひたすら悔やんでいました。そんなことは成功してから考えろと言われればそれまでなんですが、改めて何に重点を置いて生きていくべきか最近悩んでいます。」ということです。






なるほど。最近みんなよく悩みますよ。






そうですね~






悩み多き時代だと思いますけども。これはですね、僕がドンピシャでいつも話ししている内容に直結するような話なので、今回の話は、結構大真面目に聞いてもらうと、それが科学的に証明されている面白い話出てきますから。






お~科学的な?






そうなんです。で、ちなみにこの人生の幸福度というと壮大な話になってきますけど、二人は今までの人生経験的に何じゃって思います?






何じゃ?(笑)






なんじゃ~?(笑)でも、物を買うとかは一時の幸せな気がするんですよね。多分そうするとまた戻るんですよね。「これ手に入れても何にも満たされない」くらいに。。。あ!ピンポン!






あ、出たの?答えが(笑)






(笑)






分かった!






急に?今の話何だったの?まあいいけど(笑)






承認欲求じゃないですか?






あ~はいはい、承認欲求ね。






はい、承認欲求。ファイナルアンサーです。






それが満たされれば、幸せ?






幸せかしら?






なるほどね。まあまあ興味深いですね。それでは明日香さんは承認欲求で。






はい、承認欲求でファイナルアンサーしました。






え~私はね、例えばさ、一人でいる時間もすごく好きなわけですよ。パジャマでさ、YouTube観てさ、ポテチバリバリみたいなさ(笑)






わかる~(笑)






でもさ、そればっかやっているとさ、寂しくなってきて。






一人の時間ってパジャマなんだ(笑)






基本的にそうですけど(笑)「友達と遊びたいな」とか、「みんな忙しくて寂しくて嫌だな」って寂しくなっていった時期もくるじゃないですか。だから全部考えた上で、バランスかな?って思う。






なるほどね。






一人の時間もあって、みんなといる時間もあって。






そう。高い物も時々食べれて、そうじゃない時も美味しいと感じてみたいなバランス?(笑)






バランス(笑)
幸福度を決めているものは人間関係で変わるっていうことですよね。






なるほどね。今回のこの話って、実は、別でね、動画がちゃんと上がっているので、それも後でちゃんと紹介しますけれども、結論言いますよ?






はい!






結論言いますと、幸福度を決めているものは人間関係で変わるっていうことですよね。






おお〜






まあそれは僕が人間関係の専門家ってずっと言っていて、僕の経験談とか、体系化してきたノウハウとかそういうのもあるんですけど、これをちゃんと科学的に証明した人がいてですね。






へえ~






ロバートウォールディンガーさんっていう人なんだけど。この人が2015年にテッドでお話ししていたんですけど、まずロバートウォールディンガーさんっていうのは、ハーバード成人発達研究っていう、そういう組織、団体があって、そこのトップの人だよね。もう3代目か4代目なんですよ。






4代目っていうことは、その先代の人達がみんな亡くなっているわけなんですけど、これって、1938年に始まった研究で、何を研究したかっていうと、ハーバード大学の当時2年生の男性と、ボストンにいる極貧環境で育った男の子達、この二つのカテゴリーの男性724人を毎年毎年、「最近どう?」っていうヒヤリングを、なんと75年間追いかけたっていう研究なんですよ。






すご~!






やばい、壮大!






75年間なんで、先代のその所長さん達は当然亡くなっているわけですよ。次の人が受け次いでずっと追いかけていったと。で、その724人の人達がどうなったかっていうと、2015年現在では、60人生き残っていて、その60人のほとんどがもう90代になっているわけです。






そうですよね。






で、その人達を毎年毎年チェックしていって、当然経済的に恵まれたり、ホームレスになっちゃったり、病気になったりとか色んな人達いるけど、90代までずっと追いかけていった結果、何が分かったかっていうと、人間関係で人の幸福度は変わっているっていうことが分かったよっていう話なんですよ。






ほお~なるほど。






面白いのが、その90歳までいった人達、富や名声が人生の幸福度に影響あるのかと追いかけたらそうじゃなくて、その人達の周りにいる環境、人間関係によって幸せが決まっているのではなくて、人間関係が構築されていると、コミュニケーションが取れるためボケない。






はあ~はいはい。
孤独化していっている人達は、脳みそが衰退して、孤独死して早く死んじゃうんだって。










っていうのもあって、実は50歳以降とかになってきたら、その人間関係がちゃんとあるかないかで、健康にも繋がってきて、それが無い人、孤独化していっている人達は、脳みそが衰退して、孤独死して早く死んじゃうんだって。






やばい~!(笑)






っていうのが分かりましたよってテッドで言っていったんですよ。それすごくない?






うん、すごい!深いですね。






僕がいつも言っているのは、そこから人間の紹介だったり、物もお金もそういうところから流れてくるよねとか話しているけど、それは科学的に75年間追いかけたら、そりゃあ一時的上手くいった、その後上手くいかなくなっちゃった、色々あるわけですよ。






でもトータル的に、幸せだって言っている人達は、みんな人間関係がきちんと構築されていたっていう話らしいです。






なるほど。






すごいよね。






すごい。






そんな統計が出ていたとは






そうなんですよ。だから仮に富を追いかけたとして、その先に孤独になってしまうと、どんどん脳みそも衰退しちゃって、早く死んじゃう、病気になったりもしちゃうっていう話ですよね。






人間関係って軽視されがちですけど、そこをすごく大事にしていくと幸福度はすごく影響がある。ほんと仕事もね、そこからチャンスを頂くことだってあるし、人のご縁があることもあるし、僕だけじゃなくて、ウォールディンガーさんもいっているんですよね。






うんうん。






その動画ってテッドでもあるし、YouTubeで上がっているやつもあるんですよね。YouTubeのやつだったら翻訳で日本語で観ることも出来るから、概要欄に貼っておくのでぜひ観て欲しいんです。すごい興味深いです。






へえ~






面白くない?






うん、すごくテッドも観たくなったし。






(笑)






やっぱり人間関係が一番幸福度に影響しているんだなって思うと、自分も大切にしていこうかなって思いますね。






なんかね、人間関係って当たり前すぎるから。






そうなんですよね。






なんかこう、目に見えないしね、だから軽視しがちなんだよね。だから家族がいるように当たり前に思っているけど、もしかしたらどこかのタイミングで、脳腫瘍になっちゃったり、緊急入院とかさ、全然あり得るわけですよね。でもその時に時間取れないとかって全然あり得るわけだし。






確かに。






だから人間関係、家族、友人、色んな人達ってすごい大事だよっていう話ですね。






うん






ちょっと深い話なんですけど、30代でそういう風に悩まれるっていうことは、結構色々考えられる人かなって思うんですけど。一つそれも参考にしてもらったらいいなと思いますし、今、あなたの周りの人達も、すごい大事にしていった方が良いんじゃないかなって思いますよね。






そうですね。それでは今回は『人生の幸福度は何で決まる?』について話していきました。ぜひ参考にしてみてください」