時間が経ってから気づくこともある

HEINEです。

僕は昔母親が大嫌いでした。
でも今はあることを理解して母親が大好きになりました。

あることとは人の気持ち。

シンプルに聞こえますが人の気持ちを理解できる人はものすごく少ないです。
なぜならもし理解できているなら喧嘩もそうだし戦争も起きないからです。

人の気持ちを理解することの大切さ。
今日は僕のちょっと恥ずかしい過去の話をします。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。

僕の両親は離婚しています。
物心をついた頃には父親がDVをしていたので、両親の喧嘩(というより一方的な暴力)は日常茶飯事でした。
父親はとにかく酒が入ると簡単に暴力をふるう人だったんですね。

当時は小さかったこともあり、僕と下の妹たちはいつも泣いてました。
そして度々両親の親(祖父母)が集まり家族会議が行われました。
僕が二十歳になるくらいまで、10回は家族会議がありましたね。

小さい頃は、家族会議があると、決まってテーマは離婚をするかしないかだったので、僕たち子どもは、

「僕たちがいい子になるからもう喧嘩しないでください!」

と涙と鼻水でぐしゃぐしゃの顔になりながら必死に叫んでいました。

まぁそれは小さかった頃の話。
高校生くらいになれば大体状況が理解できるようになりますよね。

ある時僕は母親に言いました。

「もう俺たちに気を使わなくていいよ。母さんがしたいように離婚していいんだ。」

母親は離婚することで子どもたちに負担がかかってしまうと心配して離婚できないでいたんですね。
僕はそれに気づいていたので、背中を押してあげたのです。
結果離婚することになるんですが…

すると今度は母親がかなり心配性になってしまったんですね。

「就職は必ずしなさい」
「公務員がベスト」
「その次は有名企業」

要は子どもたちに自分のように苦労をしてほしくないというという一心からなのですが、当時はこれが全く理解できませんでした。
むしろ邪魔してるのかなと思っていました。
なので一ミリも心に響きませんでした。
ただただ、「うるさいな」としか感じられなかったんですね。

特に僕は考古学者として活動していたり、30種以上のアルバイトをしていたりと破茶滅茶な行動をしていたので相当心配されていました。

僕は自分の好きな人生を歩むと決めていたのでやりたいようにやっていて母親の気持ちなんて全く受け取ってあげられませんでした。

が、今人になってから色々気づくようになったんです。
母親は僕がつまづかないように、僕が歩く道の先にある石ころをどかしたり、障害物がありそうな場合はぶつからないようにナビゲートしてくれていたんだなと。
これは人に教える立場になってわかるようになりました。

やっぱり教える生徒にはうまくいってほしい。
これは願いです。
けれど、失敗して欲しくないからとアドバイスすることは先生側のエゴになってしまうこともあるんです。
実際生徒からすると目の前の道には『希望』しかないんですね。
だからやってみようと思っているわけです。

けれど先生はこのままいくと落とし穴におちるな、とわかってしまうこともあります。
そういう時、アドバイスをしてしまうと生徒はそれこそ僕が母親に感じたように「うるさいな」と思ってしまったり、反抗したり、テンションが下がってやる気が削がれたりしてしまうんです。
 
だから、今の僕のスタンスとして仮にこのままいったら落とし穴に落ちるな(失敗するな)と思っても、あえて教えないようにしています。

「気をつけてやってみてね」

とだけ言って基本やらせてみます。
 
僕が教えているマインドセットに『人は経験しないと理解できない』というものがあります。
簡単にいうと、どんなに言葉で意味を理解しても本当の意味で理解をするには体験をしなければわからないということです。

こうして経験をすると、何かしら感じることができます。
そうして改善しては再度挑戦したりできるようになるんですね。

僕はこれがわかるようになってから、改めて母親に対して感謝しました。
母親は僕の歩く道に落ちている石ころや障害物をどけたくて必死にいろんな言葉で伝えてきたんだなと理解できたからです。
そしてそれを伝えたところ、母親は泣き崩れました。
で、今は僕のことを認めてくれています。

親だったり、恋人だったり、家族だったりと大切な人であればやっぱり失敗はしてほしくないですよね。
愛情がそうさせているんです。
けれど伝え方を間違えてしまうと歪んだ伝わり方をしてしまいます。
僕は教える立場になって、母親の当時の気持ちが理解できるようになりました。

今の時代、本がたくさんありますし、ネットで情報をひろうことはできます。
けれど、人の気持ちを理解することは、それらの方法ではわからないんです。

僕はマーケティングのプロでもありますが、コミュニケーションのプロでもあります。
どちらも『人』がキーワードです。

色々壁にぶつかっては経験してきましたが、結局のところ、どんなに素晴らしいテクノロジーをも超えるのは人を理解することだなと感じています。
すぐさま身に付くものではありませんが、大切な人がいたり、新しいことをしたり、夢があるというのなら、まず人の気持ち、コミュニケーションに目を向けてみてください。
人間関係は最高の資産になりますよ。

今日はこの辺で。
あなたの成功が一歩でも近づいたら嬉しいです。

HEINE


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