HEINEです。
久しぶりに満員電車に乗りました。早朝の、時間帯で7時代のやつです。
すると、、、あまりの惨事に参ってしまいました。
しかし、そんな状況下だからこそ、色々気づいたことがありました。
今日はその気づきについてを話していきます。
実は起業しない人(できない人)は満員電車に乗っているからだなと気づきました。
どこで繋がるんだよ!と思うかもしれませんが、最後まで読んで頂ければ必ず繋がりますので楽しみながら読んでくださいね。
満員電車はあるスキルが手に入る
僕が満員電車に乗った時、まず最初に気づいたのはあるスキルをみんな身につけているということです。
そのスキルというのは、
- 相手の顔を見ないで攻撃をするスキル
- 相手にもたれながら「仕方なくこうなっている」と感じさせるスキル
- 電車が揺れると全員が同じ動きをして体のバランスをとるスキル
- 不自然な格好のまま気配を消して眠りにつくスキル
これらです。
(改めて書いてみると結構やばいスキル達です…)
一つずつ説明していきますね。
まず1つ目。
1.相手の顔を見ないで攻撃をするスキル
これは一番悲しい気持ちになりました。
あまりに久しぶりだったため、こんなにも混むのかと窮屈な空間の中で、自分の場所を確保しようと必死になっていたのですが、すると見えない所から肘打ちの一撃が。
「…ッ!!」
と言葉にならない衝撃が走りました。
結果を先にいうと、目的の駅に着くまでに滅多打ちにあいました…(涙)
イメージはスト2など格闘ゲームで後ろにレバーを入れた状態で小パンチか中パンチを押されたような感じです。
大パンチでないのはそこまで振りかぶって攻撃をしたらさすがに誰が攻撃したか特定できるからです。
ポイントは特定できない所にあります。
忍者のように彼らは忍び寄り、一瞬でズバッと攻撃をしかけてくるんですよね。四方八方からきたので一人ではないのでしょうが、とにかくひどい目にあいました…。
(もう二度と満員電車には乗らないと誓いました)
2.相手にもたれながら「仕方なくこうなっている」と感じさせるスキル
これも結構不思議な状態なんですが、僕は冬虫夏草のような、お互いが持ちつ持たれつのようになっている様に不思議な印象を受けました。
違和感がないんですよね。
普段見れない光景を見ましたね。
3.電車が揺れると全員が同じ動きをして体のバランスをとるスキル
これは普段乗る時間が一緒なため、どこで止まったり、どこで遅延したり、どこで揺れるかがわかっているからでしょうね。
まるで乗車している人全体が一つの生物のように同じ動きをするのをみて僕だけその流れについていけず振り回されてました。
4.不自然な格好のまま気配を消して眠りにつくスキル
電車内は満員なので当然自然な格好を保てるのは自分のスペースを確保できた一部の人になるわけですが、多くの人が不自然な格好のまま眠っています。
最初目を閉じているだけかと思ったのですが、かなり深い眠りについていて、いびきをかいている人もいました。
…
…
以上この4つが満員電車に乗り続けていると身に着けることができるスキルです。
僕は普段からトレーニングをしているため、①の攻撃を受けても体力ゲージは減ることはありませんでしたが、精神的なダメージは受けました。
なぜ攻撃をされたかわからなかったからです。
一瞬感情的になり、怒りも感じましたがそれでは感情に飲まれ、おそらく周りの人も同様の気持ちだろうと思い、逆に冷静になりました。
そうして気づいたのがまずこのスキル群です。
余談ですが、通勤時間が2時間という友人にこの話をしたところわかると言っていました。
さらに、これらをスキルアップしていくと
「この人は次の駅で降りるな」
というのも大体わかるようになるとも言ってました。
…ドヤ顔で自慢することかよ(汗)と思いましたが。
で、これらの4つのスキルにはある特徴があることがわかりますか?
(友人のスキルも合わせたら5つですが)
それは身につけても1円にもならないということです。
もちろん昇給もしません。会社での評価も上がりません。つまり人生の質を1%も向上しないスキルなのです。
にも関わらず、このスキルを20代から60代の方まで身につけています。長い人なんて30年もののスキルです。
大ベテランですね!(僕は怖すぎる…と思いました)
満員電車が導いてくれるある場所
で、このスキルを身につけていくとどうなっていくかについてをこれから話します。
満員電車に乗り続けるとどうなるのか。どこへ連れていってくれるのか。
答えは資本主義の負の部分だけをフォーカスする人生となってしまいます。
ちょっとよくわからないですよね。もう少し具体的に話します。
資本主義の負の部分とは、競争の部分です。
お金を稼ぐには、他者と争い、勝ち残るしかない。勝ち残るためには、他者を欺き、裏切り、出し抜くのも当然。
それは必要なことであって、なぜなら座席数は限られているから。
こう考えているのが負の面ですね。実際はそれだけではないんですが、資本主義に対してこのように考えている人はとても多く存在しています。
満員電車に例えると、座席数が限られていますよね。
一般の席数は7人がけが4つ、優先席は4人がけが4つ。
つまり、合計44席しかないからそれを奪い合うしかないと考えている状態ですね。
(実際満員電車はそのようになってますよね)
だから争い、勝ち残るために血まみれになりながら席を獲得しようとしています。
これは実社会でも同様のことが起きていて、そのため会社同士でも同じことをしているところが複数存在しています。
なので満員電車に乗っていると、
『この社会は競争社会。常に戦い続けなけれな死んでしまう。やられる前にやらねばいけない。』
と無意識に刷り込まれているようですね。
結果、起業なんてとても考えられません。なぜなら起業するということは、今以上に競争社会に飛び込むのであって、これ以上血まみれになりながら戦いたくないよと思っているからですね。
実際、周りで満員電車に乗っている人に話を聞いてみると起業する気はない、と回答したのは100%でした。
…ただ、実際のところ僕は起業していますが、競争社会だと感じたことはありませんし、他者と争い、奪い、出し抜く必要はまったく感じていません。
これからも感じることはないでしょう。多くの人は完全なる勘違いをしています。
争わなくても起業はできます。
満員電車に関しても、争わないためには別の時間に乗ればいい、これだけですよね。
じゃあどうしたらいいの?
ここから結構大事な話になっていきます。
満員電車に乗っているということは、まず先ほどあげた4つのスキルが身につきます。
人生にとってまるで必要のないスキルです。
そして資本主義の負の部分が刷り込まれていきます。
この社会は競争社会なんだと強迫観念を植え付けられていきます。
そしてなにより一番怖いのが、これらが習慣化することで何も違和感を感じなくなることです。
習慣化は良い面もありますが悪い面もあります。
無意識でその行為ができてしまうということですね。
ですから多分(予想ですが)、僕に攻撃を仕掛けてきた方たちは基本的には良い人だと思っています。
普段はとても良い人なんだろうと。
ですが、満員電車というあの空間にいると、他者を攻撃しても何も心を痛まない、冷徹なマシーンに変貌することができてしまうのです。これが習慣化の怖さでもあります。
ある意味洗脳された状態なので、自分がしていることに対して疑問を感じることはありません。
そしてそれが時が経ち、1年、3年と経てば、「所詮この世界は競争社会」と歪んだ視点で見てしまうようになるのです。
絶対に起業なんてしない部類ですよね。
ですから起業したいと考えている人は、まずしなければいけないことがあります。
それが
- 環境を変えること
- 時間の確保
です。
一つずつ話していきます。
1.環境を変えること
僕たち人間は周りの人間に影響を受けながら生きています。
そのため、ネガティブな人に囲まれていれば、自然と自分もネガティブになってしまいます。
満員電車に乗るということは、同様に競争社会を刷り込まれている人達に囲まれるので(それも長いと数時間単位で!)気がつけばそれが当たり前の自分へと変わってしまいます。
結果、頭の中の無意識レベルに競争原理が刷り込まれ何をするにもその思想が反映されてしまうのです。
起業をしたいと思っても、それでは永遠に起業をすることはできません。仮に登記上の起業ををしたとしても、長く続けることなく終わってしまうでしょう。
ですから今お勤めでしたら、会社の近くへ引っ越しをすることがベストな選択となります。
満員電車に乗らなくて済みますからね。
2.時間の確保
もう一つの時間の確保は会社の近くへ引っ越しをすることでできる大きな利点の一つです。
時間は誰にでも平等です。
同じ一時間を満員電車で過ごす人もいれば、この一時間で数万円ビジネスで稼ぐ人もいるのです。
起業をするのに必要な準備、そこに割く時間を確保しておかなければいつまでも起業をすることはできませんよね。
ですから引っ越しをして、時間の確保をしてください。
時間を有効に活用することはあなたの成功までの道のりをショートカットします。
争わない起業術
最後に競争社会の洗脳にどっぷり浸かった脳を少し洗い流すような話をします。
少し前にも触れましたが起業することは決して競争をすることではありません。
出し抜く必要も、争う必要もないのです。
なぜそう言えるかといえば僕自身が争いを好まず争わずとも会社経営ができているからです。
ではどのように起業をするれば争わずに起業をすることができるかというと答えはマーケティングスキルを身に着けることです。
マーケティングスキルを身につければコンセプトメイクができるようになります。
コンセプトメイクをきちんとすれば、争う必要もなく、お客さんが集まってきてくれて、お客さんが喜んでくれながらお金を払ってくれる、そういうことができるようになります。
ですからマーケティングスキルを身につけましょう。名前は知っているけれどよくわからない、というのがマーケティングに対するほとんどの人の感想で、かなり軽視されていますが、実はここに成功の秘訣があります。
争わない起業をしたい方はマーケティングを身につけましょう。
このブログでもマーケティングに触れているのでしっかり学習していってくださいね。
あなたの成功が一歩でも近づいたら嬉しいです。
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