HEINEです。
今回はお金がないと人は馬鹿になってしまう理由についてを解説します。
今回の話は自分だけでなく、身の回りの友人などと照らし合わせて読んでみると、より一層理解が深まると思います。
お金がないと人は馬鹿になる理由

お金がないと馬鹿になってしまう理由は、IQが低下するからです。
まずIQというのは、一定ではないんです。その時の状態によって上下しているのです。
でもそんな中、ググっとIQが下がる時があります。
それが生命の危機を感じた時です。生命の危機を感じるとIQが一気に低下するんですね。
例えば、お腹がすきすぎてそれ以外考えられない時を想像してください。
こういう時は、食べなければ生命の危機に関係するので、優先順位が一転します。
冷静に判断して選択することから、生きるためには人から奪ってでも生きなければならない、と選択の基準が変わるのです。
元有名大学のエリートの人が強盗をするニュースがあったりしますよね。
ニュース番組では
「元エリートがなぜこんなことを…。」
とゲストの方と議論していますが、有名大学やエリートはまったく関係ありません。生命の危機を感じてIQが低下した結果、強盗をしただけなのです。
ハーバード大学の研究結果からわかったこと

ハーバード大学行動経済学者のマライナサン教授の研究によると、経済状況が困難になると、頭の中が心配事でいっぱいになってしまってIQが下がり、正常な判断ができなくなると発表しています。
マライナサン教授は、「頭が悪いから貧乏になるのではなく、貧乏自体が影響をもたらす。」ということを言ってます。
なので、お金がない状態はIQが低下して正常な判断ができなくなってしまう、つまり、馬鹿になってしまうことが科学的に証明されているのです。
僕が実際お金がなかった時の実体験

僕もかつてホームレスをしていた時は、やっぱり自分が生きることばかりを考えました。
盗みはしませんでしたが、空腹すぎて震えなどが出たりすると、生命の危機を感じた遺伝子が、まさに
「生きるためには他人のものを奪っても仕方ないだろ。」
とでも言うかのように囁いてくるのことがわかりました。そういった状態になると、毎秒ごとに理性と本能の葛藤です。
僕は水をがぶ飲みしたり、仕事に集中することで気を紛らわしていたりしていました。
ただ、この経験をしたことで、一つ大切なことを理解したのです。
人にはIQが下がりだす金額がある

それは、人はIQが一気に下がりだすデッドラインの金額があることです。
この金額は人によって違っています。
これは僕がたくさんの人をみてきたことによる経験則の話になりますが、みんなデッドラインが違うんですよ。
口座にあるお金が1000万を切ったら恐怖でIQが低下する人もいれば、300万を切ったらIQが低下する人もいます。20万とかの人もいますね。
金額は人によって様々ですが、一つだけ共通して言えるのは、これ以上の金額を切ったらIQが下がるってラインがあるようです。
僕はホームレス経験をしているので、結構このデッドラインが低いのですが、あまり失敗をしたことがない人は、このデッドラインが高いことが多い傾向にあります。
まとめ
お金はないとIQが下がって正しい選択ができなくなってしまいます。
IQが下がる金額は人によって違うので、自分のデッドラインを知っておくようにしましょう。
そして、デッドラインを切らないようにしましょう。