HEINEです。
日本の少子化については社会だけでなく、政治においても大きな問題とされている一つです。
その解決策として色々な方法を考えては行われているようですが、一向に回復しません。
僕はそのことについて、個人的ではありますが、考察していることがあります。
考察なので正しいかはわかりませんが、おそらくそうなると考えています。
そもそも少子化している理由
そもそも少子化はなぜしているのでしょうか?
これについては内閣府が調べたデータなどがあるので引用すると、
・未婚化の進展
・晩婚化の進展
・夫婦の出生力の低下
が挙げられています。
(引用元:内閣府)
未婚化というのは結婚しないという選択をしている人が増えてきているということですよね。
晩婚化というのは遅くに結婚しているということですよね。
晩婚化は寿命が延びたことと社会が安定していることからも増えたのかなと考えています。
そして三つ目の夫婦の出生力の低下については学者ではないので詳しいデータを参照できないのですが、僕はこれら三つは全て一つの結論で繋がっていると考えています。
社会が安定期に入ったこととテクノロジーの進化
そもそもなぜ人間が出産をするのかというと、ヒトという種を残そうとする遺伝子からの信号です。
はるか昔から遺伝子は自分の遺伝子を後世へ残そうと様々な手段をとってきました。
そうして進化の果てに異なる手段を取れば違った種へと進化していったのです。
ですからどんな種にとっても生存に関する本能は遺伝子にプログラムされています。
人間もヒトという動物ですから例外なく含まれているわけです。
人間の歴史においても特に子供をたくさん産んでいるような時期というのは、社会的に不安定な時代で、食物などが安定的に供給されていない時代です。
遺伝子としては、少しでも生き残る確率を上げようとリスクヘッジをしたということでしょう。
(もちろん人間側はそれを意識はしていませんが)
が、今の現代の日本社会は安定しています。
不景気だと言われながらも、食事に困ることはほとんどないですし、家がないということもほとんどありません。
生まれた瞬間に安全が担保されているようなものです。
その結果、遺伝子としてはたくさん産む必要がなくなった、と認識したのかなと考えています。
そうして「別に子どもをたくさん産まなくていいよ」というサインを送っているので、それを無意識に受け取っている日本人は子どもを産まない、または産んでも一人、という形になったのではないかと考えています。
その証拠に、例えば最近ではジェンダーレス化が進んでいることが挙げられます。
自分を男性なのか女性なのかを定義することは元来誰もが気にすることはありませんでした。
社会が安定期に入る前の世界では、生きることが至上命題のため、考える余裕もなかったのでしょう。
けれど今ではあちこちでジェンダーレスが進んでいます。
それが悪いことだとかそういうことではなく、僕が言いたいのは、それが許容できるくらい安定期の社会に入ったということが言いたいです。
そしてそうなると、もはや子どもは産むものから作るものに変わっていきそうな予感もしています。
誤解を生みそうな表現なので、きちんと定義づけしますが、作るものとは遺伝子操作などで産むということを指しているのではなく、体外受精などで出産をすることを指しています。
要は自然出産はなくなるとは言えませんが、今後かなり減ってくるのではないかなと考えています。
テクノロジーの進化で無痛分娩も当たり前になってきていますが、その先には体外受精になってくるのではないかと考えているということですね。
そもそも自然出産は母体に大きな負担がありますし、だからこそ無痛分娩が生まれたわけですが、よりリスクをなくそうと求めていく先には体外受精が一番妥当な気がします。
しかしそうなると、一つ問題が生じます。
今まで自然交配をして子どもを産んできたことが、体外受精に切り替わるとどうなるかということです。
僕はいずれ生殖自体も今後は必要はなくなると考えています。
エンタメ化する性
ビジネスの世界においてもそうなのですが、必要とされるものが、必要なくなっていくとその産業はどうなるかというとエンタメ化することで生き残ろうとします。
わかりやすい例としてF1レースなどがそうですね。
実際公道を走る車は今後EVなどが普及していくでしょうし、ガソリン車なども減っていくでしょう。
そんな中、レースというエンタメになることで必要性は担保されています。
タバコとかも今喫煙できるところが減ってきていますが、となると喫煙需要が世代を渡って減ってくるので、嗜好品としての扱いになってきそうです。
嗜好品もエンタメ化の一つです。
同様に、生殖自体も必要なくなる時代となれば、もはや生殖とはミュージシャンのライブコンサートに行って発散するのと一緒でエンタメ化していくのではないか、と考えたりしています。
まとめ
これだけ聞くととても突拍子のないような話に聞こえますが、それを裏付けそうな理由がいくつかあります。
例えば、副業AV女優を書いた寺井広樹さんの言葉によると、副業でAV女優をしている女性達の理由は「気分転換」「リフレッシュのため」ということらしいです。
(引用元:副業AV女優(寺井広樹))
他にも男性を定義づけるY染色体が減っているという話も聞きます。
また、昨今のジェンダーレス社会からもあまり男性だとか女性だとかの境界線がなくなってきたのではないかなという節すら感じています。
これらのことを知っていくと、都市伝説的な話ではなく、結構リアルな話に見えてきませんか?
僕が生きている間にこれらが本当にどうなるのかはわかりませんが、性がエンタメになってきている予感はリアルに感じています。
あなたはどう感じますか?
これから性に関する考え方が全く違う社会に今後なっていくのかもしれませんね。