HEINEです。
僕は読書が好きなんですが、いつも大量に本を買うので積読本になることもあります。
なので、定期的に読書をしているのですが、速読をする時と速読をしない時があります。
今回は速読についてを話していきます。
速読のコツを教えます
速読のコツを話す上で欠かすことができないのは、本の選ぶところから始まるということです。
というのは、冒頭に伝えたように速読をしない方が良い本もあるからです。
では速読をした方がいい本はどんな本かというと、ビジネス書と自己啓発書などです。
ビジネス書や自己啓発書などの本は一つの本を通して伝えたいこと(結論)があり、それを肉付けする要素がその他何ページも構成しているものが多いからです。
なので、がっつり全部を読む必要はありません。
一方で小説とかエッセイとかになると話は別です。
これらはビジネス書や自己啓発書などとは携帯が異なるため、速読はする必要はありません。
むしろ速読をしてしまうと、話を楽しむことはおろか、没入感を楽しむことができなくなってしまいます。
なので、速読をするのはビジネス書と自己啓発書にかぎります。
その上で速読をするコツを教えます。
速読するための6つのテクニック
これらを使うと、速読ができます。
- タイマーを使う
- スマホは機内モードにする
- メッセンジャーアプリ、チャットなどは切る
- 目次から全体像をイメージする
- 結論は前半にある
- メモをする
一つずつ説明しますね。
タイマーを使う
まず読書をする際にはタイマーを使います。
これは、読書に集中するために使います。
読書は集中すればするほど際限なく読んでしまうので、きちんと期限を決めておく必要があります。
期限を決めることで脳が必要な情報だけを選択しようとはたらきます。
僕の場合、50分とかでセットして、50分で読めないものに関してはそこから10分間の休憩を入れて再度読む、という流れをとっています。
(ここは人によってベストな時間があると思うので、何度か試してみて最適な時間を見つけると良いでしょう。)
スマホは機内モードにする
これも読書に集中するために使います。
僕たちは普段から集中を妨げられるよう仕組まれています。
特にスマホの場合、アプリがオーバーレイ表示(上からピコンと表示されるもの)が多く、その都度集中が切れてしまうので、最初からスマホに意識を取られないよう機内モードにしておくのです。
例えるなら勉強中にテレビをつけないのと一緒です。
集中が妨げられてしまう環境をまず作らないことが大切です。
メッセンジャーアプリ、チャットなどは切る
これも2同様です。
僕は読書をする際は、ライン、Facebook、チャットワーク、ディスコードなどは全て切った状態にしています。
または、パソコン自体の電源を切っている時もあります。
目次から全体像をイメージする
目次は全体を俯瞰する上でとても大切です。
目次は本を作るうえでかなり意識をして作られています。
なので、目次からどんなことをこの本は伝えようとしているのかなというのをイメージしておくことが大切です。
いわゆるアタリをつける、という感じです。
この本はこういう結論を伝えたいのかな?というのをイメージしておきます。
結論は前半にある
大抵の本の場合、前半部分に結論となることを書いていることが多いです。
この理由は出版の背景に関係しています。
ビジネス書や自己啓発書などの出版は二つの出版方法があります。
商業出版と自費出版ですね。
この辺はあまり深くは話しませんが、要は出版社の意図としては「この人売れるな」という人にアプローチをして本の出版にこじつけるわけです。
けれど、オファーをされた側としては特に数百ページで伝えたいこともないことが多いため、一つ二つの言いたいことを中心に他の情報で肉付けしていく手法をとられていることが多いのです。
(その典型として、著者の幼少期から今にいたるまでのストーリーなどが出てきたりするんですね。)
なので、全部を読む必要がなく、前半の部分に結論が書かれているということを意識してください。
ただし、4をきちんとやらないと結論を見つけることは困難です。
全体像が見えないと、何がいいたいのかぼんやりと方向性が見えないため、どれが重要なのか判断がつかないからです。
また、結論を確認する方法として、本の終わりの方をみることも大切です。
論文でもそうですが、基本構成というのは前半に主張である結論を話し、そこから主張を補うためのデータや資料、事例を話し、最後にもう一度主張を話すことが多いからです。
なので、最後の方を見ると、自分が見つけた結論と思われる部分が正しいのかの確認ができます。
メモをする
著者が伝えたい結論がわかったとしても、忘れてしまっては意味がないですよね。
なので、本の主張である結論はきちんとメモしておくことが必要です。
速読の目的は本のいいたいこと(結論)を見つけることなので、見つけたのならきちんとメモをしましょう。
ただし、ポイントは”あくまでも著者の意見であること”という点です。
ここを忘れてはいけません。
著者は完璧な神様でもなければ、唯一の答えを持っている人ではありません。
なので盲信して、「そうか!これが答えなんだ!」となってしまわないことが重要です。
この点を忘れてしまうと、他の著者の本を読んだ時に、違った意見が出てきたら混乱するからです。
「あれ?あの人の答えとこの人の答えが違う。どっちだろう…?」
となってしまうんですね。
そうではなく、あくまでも著者の主張であること、著者の視点ではこうした結論だった、と認識しながら読むことが大切になります。
まとめ
今回は速読のコツについてを書いてきましたが、この方法を日常的にやっていれば、普段の数倍の量の本を読むことができます。
ビジネス書や自己啓発書は特に気づきやアイデアが豊富にあるので効率よくインプットをしていきましょう。