











例えば、英語の練習、ピアノのお稽古、水泳、とかいろいろありますけど、ああいうのをやるとすぐできちゃうでしょ。すぐできちゃうってどうなるかっていうと、飽きちゃって次のことを始めたりするんだよね。あれやったり、これやったりってなって。
しかも器用だったりすると、そういうのもできちゃったりするわけよ。
すぐ新しいものに視線が変わっちゃうから目移りしちゃうんだよね。だから、器用貧乏っていう言葉があったりするよね。仕事でもいるんですよ。デザインできる、動画編集できる、あれもできる、これもできるみたいな。だけど、できるってだけで、めちゃくちゃ細かくできてるわけじゃない。一応できるけど、みたいな感じになっちゃってる。


で、時間かかっていくから継続力がセットになってる。長い時間を付き合っていくことを、ポイってさじ投げて違うものやろうってならないから。不器用な人っていうのは、継続力が大体あるんだよね。」

さじ投げなければ、どんなに足並み遅くても、亀さんな状態であっても、ウサギと亀じゃないけど、結局追い付いたりするわけよ。しかも長い時間自分のできない部分を一生懸命直そうとしていく中で、いつの間にかできるを通り越して、オリジナリティーが出てきて、極めていったりするわけだよね。
だから実は不器用な人の方が、長い付き合いができる。それは仕事もそうだし、職業もそうだし。って話だね。」



だから実は不器用な人の方がそれって才能なんだよって。コンプレックスに思ってる人結構多いからさ、そうじゃなくて『継続できる力が才能』だよって。ちょっと気持ちを変えるだけでもやる気になったりするじゃん。プラスになるかなって思って。どう思います?美穂さん。」

なんの考えもなしにできでいたことって、あとで思い返すこともないし、そのまま過ぎていっちゃうから、つまずいた時にふりかえれなかったりありますよね。」

これをご覧になっている人も、そういうコンプレックスがあった場合は、継続できているのであれば、それは立派な才能なんだよっていうのを考えて、日々仕事だったりとか、生活に活かしてもらったらいいんじゃないかな。それだけで、プラスになったりするからさ。」