HEINEです。
突然ですがあなたは成功体験を記録していますか?
成功体験とは言葉の通り、自分の中で「できた!」と心が震える体験のことです。
この成功体験はできた!と心が震えるだけでなく、自分に対しての自信につながるため、お金を払ってでも手に入れたいものなのですが・・・
多くの人はかなり軽視しています。
・・・だって、ほとんどの人が記憶していないからです。
記憶に残っていなければ、その経験から得られたことを活かすことができません。
とてももったいないことですよね。
だから”記憶するためにも記録しなさい”と常々話しているのですが、、、
今日は僕が経験したとても貴重な成功体験の話をします。
かなり昔の話で恥ずかしいのですが、この経験が今の僕に繋がっていることは間違いないんですね。
なので、あなたの参考になればと思いお話します。
物語のはじまりは挫折
プロフィールにもあるとおり、考古学に絶望をした僕は自分の将来を見失いました。
これからどんな道を行けばいいのかわからず本当に真っ暗な状態になってしまったのです。
僕が考古学を志すのはそれこそ小学校の低学年にまで遡るので思い入れは強くありました。
が、叶わないとわかった時のあの悔しさは言葉にならないほどでした。
今更なにが自分にとって合う仕事なのかもわからないし、それらを探し当てることに対するモチベーションもありませんでした。
なので、するとこともなくしばらく腐ってましたね(苦笑)
とはいえ、生活するためのお金が底をつきそうになってくると嫌でも働かなければなりません。
そこから恐る恐るいろんな仕事を試していくのですが、、
その中で初期の頃にやったホストクラブでの仕事はその後の人生に大きな影響を与えてくれました。
あ、とはいえあなたが期待するような話にはなりませんでした。
先にいっておきますが、僕はホストとしては全くダメでした(苦笑)
売上もナンバーもまるでランクインしていませんでしたからね。
ではなぜその後の人生に大きな影響を与えたかというと、この仕事を通してある成功体験をしたからです。
この話をするには、当時の背景もする必要があります。
本当にドラマのような話ですが、嘘ではなく真実の話です。
雪の降る歌舞伎町で初キャッチ
その日は2月の末で新宿の歌舞伎町に雪が降っていました。
今でも記憶に残っているのは、新宿に雪が降ったことと僕が初めてキャッチに出た日でもあったからです。
自分に合う仕事は何か?を模索していた時期です。
視線に入る女性を片っ端から声をかけていたのですが、当たり前ですが全く足を止めてくれません。
時間的にも24時を回ったため、正直この時間から声をかけてお店に来ていただくことはほぼ無いです。
そこまでは気づいたのですが、とはいえこの状況をどうしたらいいかわからずひたすら声をかけていました。
雪が降っている24時過ぎに声をかけてお店にくることなんて冷静に考えてありえないですよね?
声をかけてみるとほとんどがこれから出勤するお水の方かこれから帰宅する方しかいませんでした。
で、そんな状況周りのホストさんたちもわかっているので基本声をかけないんですよ。面倒臭がって。
では何をしているかというと雪に当たらない場所で喋っていたり、暖かいコーヒーを飲んだりと、簡単に言うと時間つぶしです。
これじゃあ無理だよなーと思って何か糸口はないかと人々の様子をジッと目を凝らして見ていました。
するとあることに気づいたんですね。
ホストさんは傘をさしているのに対して、女性たちは傘をさしていないことに。
そこから僕はお店に連れていくことを目的とした声かけから相手の目的を達成することを目的にシフトチェンジしました。
相手にスポットライトを当てたら連絡先がザクザク
具体的には声をかけ、駅へ向かうといえば、傘をさし駅までエスコート。
お店へ出勤するといえばお店まで傘をさしエスコート。
タクシーを呼ぶ、といえば傘を持ってもらって、タクシーを拾ってくる。など。
相手の目的に合わせて行動するようにしました。
するとバンバン連絡先を交換できるようになりました。
ちなみにやってみてわかったのですが、これのメリットは傘をさして相手の目的地へ向かう途中必ず会話が生まれることです。
「お兄さん何をしている人?」
これは必ず聞かれる質問で、相手から必ず興味を持ってもらえました。
結果、相手の目的達成までの移動中に会話をしていくうちに打ち解けて仲良くなることは当たり前。
連絡先が自然と交換できる流れが仕上がった、というわけです。
まぁ、このことを僕はホストの仕事に活かすことは一度もなかったんですけどね(苦笑)
というのは、ここでできた繋がりから好奇心のおもむくままに様々な人に会い、社長さんとつながっていったからです。
(その中に今もお世話になっている恩師とも出会いました。)
そうして今の僕へと繋がっていくのです。
当時は今の未来を全く想像できませんでしたが(笑)
人生は人の出会いで変わるとは本当ですね!
そして、なによりこの日の出来事が紛れもない初めての成功体験でした。
人生を変えるヒントにアンテナを立てよう
この話から言えることは、日常の中に人生を変えるヒントは落ちているということです。
普段働いている会社、バイト先、移動する電車、どんなポイントでもそうですが、ちょっと視点を変えるだけで見えるものが変わってきます。
さきほどの僕が女性に傘をさしてあげるなんてことは誰もが気づけるポイントだからです。
普段から当たり前だと思っているものをあえて疑ってみる(違う視点で見てみる)、そして違う視点に気づけたら勇気を出して一歩踏み出してみましょう。
本当にささいなことかもしれませんがこれが大きな違いをもたらします。
僕はあの日の出来事ですごい成功体験を得ました。
視点を変えてアプローチを変えたら、得られる結果が簡単に変わってしまう成功経験をしたのです。
この経験は大切です。
なぜなら成功体験は次もまた試してみたくなります。
次のチャレンジの一歩が踏みやすくなるのです。
僕のエピソードはあなたにとってもヒントになるかなと思っています。
ぜひ日常に目を凝らしてみてください。
視点を変えてみてください。
そして勇気をもって一歩踏み出してみてください。
その先の世界は全く違った景色になります
あなたの成功が一歩でも近づいたら嬉しいです。
HEINE
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