市長と話してわかったこと

HEINEです。

かなり貴重な体験をしました。

僕が今住んでいる市の市長と話す機会に恵まれたんです。

まぁといっても、この機会は僕と市長の二人きりではありません。
僕が住んでいる市内の住民から選出された何人かが集められて市長と意見交換をするといった機会です。
とはいえ、こうした機会はかなり珍しいので折角だからとオファーを快諾して伺ってきたんです。
なにより、僕自身もコミュニティを運営している立場として参考になる気づきもあるかなと思ったのもあります。

ただ、そうはいっても行政に関しては見識があまりないので、最低限とは思い、HPを拝見して市の予算だったり決算書に関して目を通してから伺ってきました。
で、行ってみたところ、気づきがあったので共有します。

まず、参加した人は全部で20名くらいでした。
年齢はバラバラでしたが、40代以上の人ばかりの印象でした。
(一人だけ20代のような女性がいらっしゃいました)。

選出された方法はランダムと言っていたのですが、年齢が偏っていた印象がありましたね。
(もしかしたら僕が住んでいる市の人口動態も影響しているのと、選出されたけれど当日いらっしゃらなかった若い人もいたのかもしれませんが)。

一方、行政側は市長を中心に脇に副市長、行政経営部、都市整備部、市民部と横並びに座っていました。
ですから、構図的に、よくテレビで放送されるような記者会見のような形が整っていました。
会見する側の方に市長側が、インタビューする記者側の方に参加した市民がいるような感じです。

ちなみにこうした機会は三度目らしいのですが、僕自身引っ越してそれほど月日が経っていないことと、流れがよくわからなかったのでしばらく周りの様子を見ることにしました。
飛び交う質問もどういったことを投げかけるのかが興味があったんです。

質問開始の合図がするとすぐさま手が上がりだしました。
そして皆の質問に耳を傾けていると、、、語られた多くは質問というより要望でした。

最近起きた台風の影響で避難するのが大変だったからこうしてほしい、とか、駅前の喫煙所がなくなったら急にポイ捨てが増えたような気がするからなんとかしてほしい、とか、学童保育の受け入れを対応ほしい、とか、介護するのに大変だからなんとかほしい、駅前のスーパーが閉店して小さいお店しかなくなったからなんとかしてほしい、とか、緑が減ってきているから宅地を減らして緑を植えてほしい、とか。

…完全に要望ですね(汗)それも個人的なものばかりでした。

ちなみにこれに対して市長はどのように対応をしていたかというと、相手を否定しないように細心の注意を払いつつまず共感をして(「私もあの街には思い入れがあるんです。」とか)そうした上で「こういう働きかけをしていますよ」と回答をしていました。
つまり、住民の要望を聞き、それに対して自治体側が受け止め共感をするといった機会であり、僕が想像していた機会とは全く違っていました(汗)

僕が想像していたのは、住民の質問に対して回答したり、一緒に問題解決にあたりどうしたらいいかを考えたり、今後の自治体の未来を語ってくれるもの。
それが興味あって参加したんですが、違ったようでした(汗)

ていうか、どちらもツッコミどころがあってですね。

例えば参加者である市民側に対して。
市民側の要望は個人的な要望が多く、自治体側の立場にたてば「そこに簡単に予算を割くことはできない」という感じですよね。
(だからまず受け止めるという形で共感をしていたのだと思います)

台風の件に関しても、前例がない規模だったので自治体側も必死に対応してくださったことはその他ニュースで知っています。
なので、そこを問題視するよりも、ニュースで台風がくることは知っていたわけですから準備をすることだってできたはずなんですよね。

それを100%やりきってから自治体に強い要望を伝えるのならいいのですが、まずは行政側に責任を求めるのはどうなのかなと感じました。

また、自治体側に対しては、基本市民の要望を受け止めるだけで、特に明確な何かを言われないんですよね。
なので、もやもやしたのが残るような形でした。
(特に僕のように折角の機会だから実りある話をしたいと思っていた人間からすると、です)。
そこで僕も折角来たので質問しようと思い、手を挙げ質問してみたんです。

「まず財務的な質問です。予算と決算に関してHP上にPDFでありますが、それ以外に成果報告としてこれをやったらこういういい結果になった、またはこれをやったらこういう結果になってしまった(要は失敗しちゃったこと)、とかをわかりやすく開示しているものが見受けられないんですが、どこを見ればわかりますか?

また、川崎市や杉並区は教育に力を入れていて家族の方が引越してきたりして人口を増やしていますし、福岡市だとIT関連企業に優遇をしたりして人を集めています。私たちの市ではどういったことを特徴としていて市政をおこなったり、どちらに向かっているのでしょうか?一人の市民としてお金がどう使われて、そしてその先に市がどちらに向かっているのか興味があります。(要はビジョンの話ですね)」

ちなみにこの質問は、いじめたいわけじゃなくて、本当に興味があってからの質問だったんです。
どんな風に人々を束ねて、秩序を作り、みんなを守っているのかなと思ったからです。
これがわかるといち市民として安心しますし、「もっとこうした方がいいんじゃない?」とか、特にビジネスをしている僕の視点からは意見を言いやすいのもあります。
また、同様のことを考える人も他にいるだろうと思ったからです。

すると、市長は驚いた顔をして行政経営部の方へ話を振りました。
行政経営部の方は色々説明をしてくれて、その補足を市長がしてくれたのですが、結論を言うと、『長かったけどよくわからなかった』です。
(限られた時間であることも含めそれ以上は突っ込んで質問できませんでした)

なにより市の方向性、つまりビジョンが特になく、「他の自治体についてはわかりませんし、私たちの自治体の特性は私たちが作るのではなく、周りの人たちが決めることです。」と言っていたりと、自発的にこうしようという旗を掲げることもなく、なんだかちょっと寂しい気持ちになりました。

この話が他の自治体でも同様なのかわかりませんが、今回の機会を通して僕が強く感じたのは、行政に依存しても意味がないし、自分自身の自活力を作らなければダメだよね、ってことですね。
もともとそうしたことを伝えていますが、今回の機会を通してそれがなお一層強まりました。

なぜなら実りのある議論をすることをまず行政が求めていないことがわかったからです。
この機会は、住民の声を聞くことはしていますが、あくまで受け止めるというものであり、共に考えて作っていこうという意思は感じられませんでした。
事業計画に関しても中期で10年とかで立てていると言っていたので、事業をしている僕からすると、10年先のことなんて今現代では全く想像つかないからもう少し臨機に対応できるものの方が良いのではないか、と思いましたしね。

要は自治体が変化に対するスピード感をもって動けないのであれば、自分自身の力で立たなければ常に振り回されちゃうよね、ということです。

自分の二本足で立てる経済力があれば、そもそも自治体を選択することができますし、自由な時間もあれば、引越の時期だって選択できます。
なにより、社会が変化しても、自分自身で人生をコントロールすることができます。

なので、僕が常々いっている資産を作った方がいいよということはここに繋がってきます。
資産とは人・物・お金を運んできてくれるものですね。
そして資産の中でも最も強力なものが人間関係だよと伝えています。

僕の周りでは変化に対応できる人間ばかりなので、常に新しい情報が入ってきます。
そしてその変化が多くの人が気づく前に知ることができるので、よりスムーズに立ち回りすることができるんです。
ですが、先の自治体のような動きではこうしたことを求めるのは不可能ですね(汗)
元々求めてはいませんでしたが、改めて確信するキッカケとなりました。

ちなみに質問の最後に市長側から質問されました。何をしている人か気になったんでしょうね。
事業をしていますといったところ、運営側で共有している予算概要と決算書をいただきました(笑)
「色々ご覧になってご指摘いただける点がありましたらおっしゃってください。」と。
(市役所などは置いてないようですが、職員は共有して閲覧しているものなので見せても問題ないそうです)

「僕がいつまで市内に住んでいるかわかりませんよ(笑)。ただ、もし意見を言っていいのでしたら、またこうした機会があったら足を運びます」

というと「貴重な意見ですのでよろしくお願いいたします。」と言われました。
…まぁ頑張っても変わらないと思うんですが。

ということで、自治体に依存することなく、国に依存することなく、自分自身で自分の人生をコントロールするために、僕たちは成長し続けましょうねって話です。

そのために僕は情報発信をしますし、少しでもあなたのお役に立てればと考えています。

また、気づきがあったら共有します。


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