HEINEです。
僕はマーケターとして起業して、今は教育者として起業家育成をしているけれど必ず聞かれる質問がある。
それが
「マーケティングって何ですか?」
って質問だね。
そしてこれは超重要な質問で、これがわからないとビジネスなんてできない。
なので当然カリキュラムとして教えているわけだけど、さて、では質問。
マーケティングって何?と聞かれたらあなたはなんて答える?
戦略?仕組み?集客?データ分析?複数の人への販売活動?
…まぁ上げればキリがないほど出てくるんじゃないかな。
多くのマーケターを名乗る人も、正確に答えることができないのは、マーケティングの本質を理解していないからだね。
SNSマーケティングとかSEOだとかみんな色々マーケティングにこういう単語をくっつけるけれどね。
ヒントは単語を分解してみると輪郭が見えてくる。
「マーケット」は市場だよね。売り手と買い手がいる場所。
「ing」は直訳すると、今まさに〜しようとしている。になる。
なので、それらをくっつけると、
『今まさに市場をつくろうとしていること』
という訳になる。
んーなんだかわかったようなわからないような感じだよね。
輪郭はわかったかもしれないけれどなんかまだ雲をつかむような感じっていうか。
なので僕はこれをこんな風に言い替えて言っている。
『あなたにお金を払ってくれる人をつくる行為ぜんぶ』
これがマーケティングの答え。
ものすごくシンプルじゃないかな?
これだとわかりやすいよね。
こう考えると、さっき言った戦略も仕組みも集客、データ分析、複数の人への販売活動などは、全部当てはまるから正解ってことになるね。
お金を払う人をつくるために、データ分析をするわけでしょ?そういうこと。
じゃあ世の中で言うSEOとかSNSマーケティングとかこれらはなにかといったら、マーケティングの中で細分化された手段の一つってことを意味している。
要はマーケティングをパカって割ったらまずオフラインとオンラインのカテゴリがあって。
オンラインのカテゴリをさらにパカって割ったら、SEOがあったりSNSマーケティングがあって。
さらにSNSマーケティングをパカって割るとなかにはFacebookマーケティングがあったり、YouTubeマーケティングがあったり、みたいな感じ。
これらはみんな、
『あなたにお金を払ってくれる人をつくる行為ぜんぶ』
になるよね。そういうこと。
ちなみに偉大な経営学者のドラッガーさんが
「マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。」
と言っているけれど、これはマーケティングをきちんと理解して、しっかりとかためていくと、仕組みになっていくんだよね。
すると、販売しなくてもお金を払ってもらえるようになるよね、ってことを言っている。
どうだろう?マーケティングの重要さが伝わったかな?
だからビジネスをやる時はマーケティングは絶対必須だし、社長の仕事はマーケティングってことだね。
参考になったら嬉しいです。