HEINEです。
ビジネスをやる以上うまくいかせたいですよね。
その上で大切なのがリソース(資源)と戦略です。
が、誰だって最初からリソースがあるわけではありません。(むしろない方が圧倒的に多い)
そんな時にどうやって戦っていけばいいのかについてを話したいと思います。
この方法は実際僕がやっている方法であり、かなり効果的です。
そしてだからこそ、今の僕の仕事のスタンスが成立しています。
では早速話していきたいと思います。
人生は借り物競走
まず大前提にしっかりと覚えて欲しいことがあります。
【人生は借り物競争】というマインドセットです。
これは人生はお金もスキルも物も人も借りた方が目的地に早くつくよという考え方です。
そもそも人生100年で全てのスキルをマスターすることは無理なんですよ。
昔たった一度だけ思ったことがあるんですね。
ドラクエのように全部の職業をマスターしたら最強になれるんじゃないかと。
そんな風にいろんなスキルを身につけたら最強になれるんじゃないかなと思ったんです。
でもですね、、、現実的にそれは無理でした。
というのは、ゲームの世界とリアルの世界の大きな違いがあるからです。
現実世界はルールが変わる
それは現実世界はルールが変わるということです。
例えば法律が変わることもそうですし、職業やスキルが社会的に求められなくなることもあります。
よくあるのが資格の話です。
この資格をとっておけば食いっぱぐれがないと思っていたのにルールが変わって一気に使えなくなってしまったというパターンですね。
こんな話はよく聞きます。
なので、現実世界はまずルールが変わることが大前提なんです。
そしてそれは昔に比べて変化する速度が加速しています。
例えばGoogleの仕様とか、YouTubeの規約とか、色々ありますが、本当に早いですよね。
そんな中、全てのスキルをマスターするというのは無謀すぎます。
なにより、100年あってもマスターできません。
(仮にできたとして、死の間際にマスターできてもこれから稼ぐ前に死んでしまいます。。)
借り物競争はショートカットできる
だからどうせマスターできないのなら既にマスターしている人の力を借りたら良いよね、っていうのがこのマインドセットです。
借りることで自分がマスターしなくてもよくなるため、目的地に対してショートカットができるということです。
それこそ、お金もスキルも人も物も全部借りたらいいんですよ。
実際、融資という考えは借り物競争の考えそのものですよね。
ただし、ここで1つの問題が生じます。
借り物競争をするためにはクリアしなければいけない条件があるんです。
それが信用。
信用がなければ誰も貸してくれない
当たり前ですが信用がなければ誰も貸してくれません。
あなたが貸す側だとして、信用のない人に時間もスキルも、ましてや大切なお金を貸すことはできませんよね。
銀行融資だって事業計画書というのをきちんと書くのは信用してもらうために必要なものなんです。
じゃあどうしたら信用をしてもらえるのか。
ここがポイントになります。
信用を得るための行動を常日頃する
信用を得るために多くの人たちは大体2つの選択肢のどちらかを選択します。
1.信用されるまで尽くす
2.相手をコントロールするテクニックを身につける
1.信用されるまで尽くす
これは信用をされるまで、もっというと相手が自分の為に動いてくれるまでトコトン尽くすという選択です。
そのため、飲み会があれば必ず参加するし、とにかく断りません。
勿論断らないことが大事な時もあるんですが、最優先事項が尽くすことになるので、この選択をするととにかく忙しくなるのとなによりお金がかかるようになります。
2.相手をコントロールするテクニックを身につける
または相手をコントロールしようとする人もいます。
この人たちは、信用してもらったような雰囲気を演出するのが得意です。
ポイントはあくまで雰囲気だということです。
つまり、相手は本当に信用しているかわからないし、自分も相手のことを本当には信用していないという感じですね。
このどちらかを選択する人が多いんですが、それはそういうのを推奨している本やセミナーも結構あるからですね。
なのでその戦略こそが正しいと信じている人も多いです。
特に2の人の中には、自分だけ得をしたいとか人を悪用したがる人もいます。
そういう人は本屋で人をコントロールするためのテクニックを探します。
で、セミナーに参加して学んだりします。
けれど、それは本当にその人の得になったのだろうかというと違うんですよね。
得をしたのは本の著者であり、セミナー講師ですから。
人をコントロールしようとして自分がコントロールされているのでは意味ないですよね。
では僕はどんな選択をしているかというと、理解をするという選択を取っています。
(詳しくはこちらに書いてあります。他人をコントロールする方法)
信用は簡単には増えません。
けれどだからこそ積み重ねた時のパワーが桁違いになります。
というのは、そもそもみんな信用を貯める意識が全くないからです。
まずは相手を知ろう
信用を得るには、相手をまず知らなければなりません。
どんなことに悩んでいて、どんなことに困っているのか。
どんなことに情熱を感じていて、どうしてその仕事をしているのか。
どういった目的を持っているのか。
など、興味を持って接すると、自分がいかに相手のことを知らないかに気がつくはずです。
まずは相手に興味をもつことがスタートです。
借り物競争できるようになるまで待て
そうして信用を得られるようになってきたら面白いことがおきます。
あなたから何かお願いをした時に快く動いてくれるようになるんですね。
ここにきて初めて借り物競走ができるようになるんです。
イメージはハンターハンターのクロロですね。
(わからない人はすみません。検索してみてください)
ちなみに、信用が溜まっているかどうかを判別する方法もあります。
試しにお願いをしてみるとわかるんです。
このお願いも重たい感じではなく、もし頼めたら、という風にライトに聞いてみます。
するとその反応で、自分に対する信用が溜まっているかがわかったりします。
例えば僕の場合だと、
「今このデザインをやってもらえる人がいなくて、手伝ってもらえたりする?」
とかですね。結構具体的にお願いしたりします。
実際動いてくれた場合はそれ以上の何かお返しをしてあげるようするのもポイントです。
(別にお金じゃなくてもいいんです)
そうやって普段から信用をいろんなところに貯めておくと、ビジネスを始める際にも一声かけるだけで一気に動いてくれたりするんですね。
本来であればお金をかけなければならないところもお金をかけずに動いてくれたりするのです。
特に一人で何かをやろうとしている人、または一人でいつも仕事を抱え込みすぎな人は参考にしてみてください。
借り物競争できるようになると本当にビジネスが楽に勝てるようになりますよ。